世界大百科事典(旧版)内の反革命党の言及
【オランダ】より
…19世紀後半はまた近代的政党の形成期であった。自由党,カトリック党(RKSP)の成立に促されて保守的なプロテスタントもA.カイペルの指導で反革命党(ARP)を結成し,自由党が自由主義的で世俗的な公教育を推進すると,カトリック党と反革命党は結束して反対し,宗派立の私立学校に対する国庫補助を要求した。 48年憲法と自由主義的経済政策,オランダ領東インド植民地(ジャワ島など)の搾出利潤による鉄道敷設,アムステルダムの北海運河やロッテルダムの新マース運河の開設,後背地ドイツの工業化によるライン航行の発達などによって,オランダは60‐70年代にいたってようやく本格的な産業革命を迎えた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」