反高場(読み)たんたかば

世界大百科事典(旧版)内の反高場の言及

【反高】より

…芝地や空地などを新田開発しても,土質が劣悪であったり,沼沢地などで出水のたびに荒地と化すなど収穫が不定であるような土地で,将来も正規の石高に組み入れがたい場合に,反別のみ検地してごく低率の田租を課した。その高を反高といい,その場所を反高場といった。これに対して,地味劣悪で当面は高に組み入れがたいが,将来地味成熟すればさらに検地のうえ石高を定めて村高に編入する見込みがある田地は見取(みとり)あるいは見取場といった。…

※「反高場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android