取卸油(読み)とりおろしゆ

世界大百科事典(旧版)内の取卸油の言及

【ハッカ(薄荷)】より

…ニホンハッカは苦みが強いことと,ショウノウ臭があることのために,そのまま香料にされることはなく,メントールの原料とする。刈り取った生草をあらかじめ乾かし,水蒸気蒸留すると取卸油(とりおろしゆ)という黄緑色の油がとれる。取卸油を精製して無色針状結晶のメントールと,その残りの透明なハッカ油が得られる。…

※「取卸油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android