受領功過定(読み)ずりょうこうかじょう

世界大百科事典(旧版)内の受領功過定の言及

【受領】より

…受領の任期は一般に4年とされていたが,延任や重任(ちようにん)によって長期間在任する者もあった。受領の任期が終了すると新任受領との間で交替政が行われ,前任者は後任者から解由状(げゆじよう)または不与解由状(ほとんどの場合不与解由状)を交付されて帰京するが,さらに新官職に就くためには,原則として公文勘済(公文の監査を受け,欠怠などがないことを証明してもらうこと)を終え,受領功過定(任中の功・過についての評定)を受けておく必要があった。 彼らは主として四,五位層の中級官人であったが,少しでも有利な官職に就くためにたびたび成功を行ったり,時の権力者に結びついたりした。…

※「受領功過定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む