口切の茶事(読み)くちきりのさじ

世界大百科事典(旧版)内の口切の茶事の言及

【茶壺】より

…茶の湯では,11月になると宇治の茶園から届けられた,その年の初夏に摘んだ新茶を詰めた茶壺の口封を切って葉茶を取り出し,ただちに茶臼で碾(ひ)いて粉末にして,茶を喫する。この行事を〈口切(くちきり)の茶事〉と称してきわめて重要視されている。抹茶の場合,その年の新茶は,壺の中に入れ山頂の冷処において夏を越させるのがよいとされるが,これは茶壺にほどよい通気性があって葉茶の熟成を助けるものと考えられていたからである。…

※「口切の茶事」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む