《古詩帰》(読み)こしき

世界大百科事典(旧版)内の《古詩帰》の言及

【竟陵派】より

…明代の文壇は16世紀初めから〈古文辞〉を標榜する擬古主義が大勢を占め,公安派など一部の革新派による批判も,その大勢を崩すことはできなかった。鍾・譚の両人は協力して《古詩帰》15巻と《唐詩帰》36巻を著した。総称して《詩帰》という。…

【鍾惺】より

…湖北省竟陵(天門)の出身で,万暦38年(1610)の進士。同郷の譚元春とともに《古詩帰》《唐詩帰》を編み,古来の注釈はいっさい無視して,独自の詩観による鑑賞と批評を縦横に加えた(竟陵派)。その体当り的な寸評と一種の暗さを帯びた感受性は当時の読者を魅了して,たちまちベストセラーになって版を重ね,多くの模倣書を生んだ。…

※「《古詩帰》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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