世界大百科事典(旧版)内の可算無限の言及
【可算】より
…その場合は〈自然数の全体と1対1の対応をする集合を可算集合といい,その集合の濃度を可算という〉と定義すればよい。無限集合であることをはっきりさせるために可算無限ということもある。例えば整数全体は,図1のように番号をつけていくことができるので可算無限である。…
【集合】より
…〈どんな集合Mについても,2♯(M)>♯(M)である〉(対角線論法)。
[可算無限と連続体の濃度]
無限の濃度のうち最小のものは自然数全体の集合Nの濃度である。これを可算無限(または可付番無限)の濃度と呼ぶ。…
※「可算無限」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」