同所性近縁種(読み)どうしょせいきんえんしゅ

世界大百科事典(旧版)内の同所性近縁種の言及

【同所性】より

…〈異なる種の個体または個体群が同じ地域に重複分布している状態〉と定義される。一般に種の進化には,個体群の地理的隔離の過程(それによる遺伝子の不混合)が必要とされ,通常現在みられるような同所性近縁種は,交雑しないほど十分に分化した種が二次的に同所性となって,それぞれの種を維持していると考えられる場合が多い。しかし,近年,同所性種の進化の可能性についても論じられるようになった。…

※「同所性近縁種」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む