名号本尊(読み)みょうごうほんぞん

世界大百科事典(旧版)内の名号本尊の言及

【本尊】より

…浄土真宗は木像・絵像の阿弥陀仏にこれを表すほか,〈南無阿弥陀仏〉等の名号(みようごう)を墨書して本尊とした。これを名号本尊とよぶ。さらに日蓮宗では〈南無妙法蓮華経〉を中央に大書し,釈迦・多宝以下,《法華経》説法の教主釈尊の木像に地涌菩薩(じゆのぼさつ)の代表である四大菩薩を脇侍としてそえ,情景を文字化した大曼荼羅(だいまんだら)本尊,または釈尊が四大菩薩をしたがえた一尊四士(いつそんしし)を本尊とする。…

※「名号本尊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む