名立崩れ(読み)なだちくずれ

世界大百科事典(旧版)内の名立崩れの言及

【名立[町]】より

…《延喜式》に越後国名立駅が見え,河口の名立大町は近世,北陸街道の宿場町として栄えた。上越市との境をなす鳥ヶ首岬西の名立小泊の背後には,1751年(宝暦1)の地震によって生じた断層崖〈名立崩れ〉があり,小泊はこのときの崩壊性地すべりで壊滅的な被害を受けた。現在は名立漁港があり,小型底引網漁が行われる。…

※「名立崩れ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」