名見崎得寿斎(読み)なみざきとくじゅさい

世界大百科事典(旧版)内の名見崎得寿斎の言及

【名見崎徳治】より

…(3)3世(1787‐1841∥天明7‐天保12) 2世宮崎忠五郎から1826年(文政9)3世をつぐ。41年(天保12)門弟に4世を譲り名見崎得寿斎となる。吉原の土手下に住んだので,〈土手下の徳治〉といわれた。…

【身替りお俊】より

…歌舞伎舞踊の曲名。富本で本名題《花川戸身替の段》。作詞初世桜田治助。作曲名見崎徳治(得寿斎)。1783年(天明3)江戸中村座正月狂言《江戸花三升曾我(えどのはなみますそが)》の3月から出た二番目浄瑠璃。1825年(文政8)清元に移して本名題は《其噂桜色時(そのうわささくらのいろどき)》。花川戸の芸者お俊,実は景清の娘人丸は,相愛の井筒屋伝兵衛(実は源氏の侍)と縁を切る。伝兵衛には,お俊の前の主人園生の前を討ち取る使命があった。…

※「名見崎得寿斎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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