世界大百科事典(旧版)内の名誉支配制の言及
【政体】より
…プラトンは《国家》において哲学者の支配する優秀者支配制を理想的政体とし,現実の諸政体をそれからの逸脱形態として描く。名誉支配制とは知ではなく勝利と名誉を重んじる体制であり,これがさらに堕落すると,少数の富者が支配する寡頭制になる。民主制は多数者が少数者を打倒して成立し,平等と放縦が原理となるが,その行過ぎが僭主制を生む。…
※「名誉支配制」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」