吸着平衡(読み)きゅうちゃくへいこう

世界大百科事典(旧版)内の吸着平衡の言及

【吸着】より

… 吸着現象を意識的に利用した最初の例は,ナポレオン時代のフランスで大陸封鎖のために砂糖の自国生産に迫られ,テンサイ糖の精製に木炭,ついで骨炭を用いたことであろう。
[吸着平衡]
 流体中の吸着物質の濃度とその物質が吸着剤中に吸着される量の間には一定の関係が成立し,これを吸着平衡と呼ぶ。吸着平衡関係として代表的なものの一つは,ラングミュアの関係といわれるもので,流体中の吸着質濃度Cのときの吸着量をqとすると,(Kは定数,qは飽和吸着量)と表される。…

※「吸着平衡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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