吾妻箏歌(読み)あずまことうた

世界大百科事典(旧版)内の吾妻箏歌の言及

【箏曲】より

…流行歌謡の〈弄斎(ろうさい)節〉を箏曲化した〈弄斎物〉の楽曲とともに,すべて組歌の〈付物(つけもの)〉として扱われる。 寛政(1789‐1801)ころに,江戸の山田検校は,当時の江戸で盛行していた三味線音楽の河東節や一中節などの歌浄瑠璃に対して,これを箏曲化したといえる新歌曲を創始,〈吾妻箏歌(あづまことうた)〉と称したが,後世〈山田流箏曲〉と称するようになった。江戸では,三橋系の生田流の伝承のみ行われていたので,あたかも生田流に対立する新流を起こしたかの感があるが,山田流は,それまでの主として組歌の伝承組織上の相違に基づく流儀別とはまったく異質で,むしろ新種目といえるものである。…

※「吾妻箏歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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