吾邱衍(読み)ごきゅうえん

世界大百科事典(旧版)内の吾邱衍の言及

【篆刻】より

…趙孟頫(ちようもうふ)は《印史》を著し,円潤で含蓄のある玉筯文を採用することを主張した。吾邱衍(ごきゆうえん)(1268‐1311)は,篆刻に必要な知識を35条に要約した《三十五挙》を著し,秦・漢を学ぶことが必要であり,篆書を知り,まず篆法から入らねばならないと主張した。この両家の復古運動の秦漢古印の伝播は,明代の篆刻開花の最も大きな要因になった。…

※「吾邱衍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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