周年放牧(読み)しゅうねんほうぼく

世界大百科事典(旧版)内の周年放牧の言及

【放牧】より

…牧草を栽培した改良草地では,集約的な管理利用がなされるので全面採食の傾向が強く,選択採食による植生遷移より踏圧による影響のほうが大きい。 粗放な放牧方式としては一年中放牧しておく周年放牧(東北地方の牧(まきうし)はこの好例)があり,反対に集約的な放牧法としては,改良草地を小区画に分けて放牧する場所を順次移動していく輪換放牧がある。育成畜などの場合は,一定期間昼夜の別なく継続して放牧する昼夜放牧が行われるが,乳用家畜などでは搾乳をする必要があるので,1日のうちある時間帯を限って放牧地に放す時間制限放牧が用いられる。…

※「周年放牧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android