世界大百科事典(旧版)内の周窰1号墓の言及
【陵墓】より
…近年,河北省邯鄲市北西丘陵上で発見された5組の墳墓も大規模な陵台をもち,その中央に一辺40~50m,高さ5.5~12mの墳墓を数基ずつもつ。発掘された周窰(しゆうよう)1号墓は封土の状況が明確でないが墓上に多数の瓦片が散布し,木造建築のあったことは明らかである。明確な証拠はないが,これらの陵台が趙敬侯の邯鄲遷都(前386)以後の趙王陵群と考えて誤りなく,《史記》の伝える粛侯の寿陵に相当するものが含まれているはずである。…
※「周窰1号墓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」