味中得上味(読み)みちゅうとくじょうみ

世界大百科事典(旧版)内の味中得上味の言及

【如来】より

…【定方 晟】 如来像はその超人的な特色として,三十二相あるいは八十種好(しゆこう)が仏典に説かれ,これらの名称や順位は諸経により異同がある。この中には,歯が40本ある(四十歯(しじゆうし)相)こと,最上の味を感じることができる(味中得上味(みちゆうとくじようみ)相)こと,心にしみる清浄な音声である(梵声(ぼんしよう)相)ことなど,造形的に表現することが不可能な項目があり,また三十二相などの中の表現可能な特色でも,必ずしもそのすべてが表現されているわけではない。現存作品に見られる形像上の一般的な特色は,およそ次の諸点である。…

※「味中得上味」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む