世界大百科事典(旧版)内の呼吸法の言及
【呼吸】より
…血液を通じてのガス交換という共通の機能はこの共通の構造によって達成される。鰾(うきぶくろ)鰓(えら)肺【田隅 本生】
【呼吸法の文化史】
呼吸は本来,呼息と吸息にもとづく生理現象であるが,古くギリシアやインド,中国では,宇宙の大気と身体内部の生命の息(生命力)とを媒介する機能をもつとされた。この考え方はその後,とくにインドや中国で大きな発展をみせた。…
【胎息】より
…中国,道教の修行法の一つ。晋の葛洪(かつこう)の《抱朴子》によれば,仙人になるためには,呼吸法,房中術,服薬法の三つを心得る必要がある。このうち,呼吸法(行気)には疾病を治癒し,蛇虎を調伏し,飢渇を止め,寿命を延ばすなどの効用がある。…
※「呼吸法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」