命名論(読み)めいめいろん

世界大百科事典(旧版)内の命名論の言及

【意味論】より

…この場合の意味論は語彙論の一部となる。語の表現形式とそれによって示される内容との関係は形式から内容を研究する方法と,内容から形式を研究する方法の二つがあり,前者をセマシオロジーsemasiology,後者をオノマシオロジーonomasiology(命名論)と呼ぶ。すなわち,セマシオロジーでは,[yama]と発音され〈山〉と書かれる語の形式が言語外現実の何に対応するかを研究し,オノマシオロジーでは,〈地面が高くなっている〉という言語外現実が所与の言語ではどのように命名されるかを研究する。…

※「命名論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む