和歌陀羅尼観(読み)わかだらにかん

世界大百科事典(旧版)内の和歌陀羅尼観の言及

【歌道】より

…11世紀中葉からは師弟制度の萌芽も見え,歌壇活動も文芸至上の傾向をたどり,秀歌のためいのちをかける風潮まで生じた。中世以降も藤原俊成の和歌陀羅尼(だらに)観のような歌道の神秘化が行われ,宮廷衰退後も,神授の伝統を負う歌道の絶対化と和歌の尊重・親昵(しんじつ)が長く続いた。【近藤 潤一】。…

※「和歌陀羅尼観」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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