世界大百科事典(旧版)内の《和漢名数大全》の言及
【名数】より
…王応麟以降,名数の学はさかんになった。明の張九韶の《羣書拾唾》,清の宮夢任の《読書紀数略》がその代表的な著作であり,日本では上田元周の《和漢名数大全》,貝原益軒とその弟子たちの手になる《和漢名数続編》《和漢名数三編》などがある。 《水滸伝》が36人の首領を中心に,72人を増して108人の英雄譚としてつづられているのも,三十六天罡星(てんこうせい),七十二地煞星(ちさつせい)という名数の観念に基づいている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」