和田頼元(読み)わだよりもと

世界大百科事典(旧版)内の和田頼元の言及

【太地[町]】より

…面積5.96km2は県下市町村中最小である。日本捕鯨発祥の地といわれており,捕鯨の起源は1606年(慶長11)和田頼元が刺手組を組織して鯨突漁を始めたことにあるといわれる。77年(延宝5)には頼元の孫頼治が鯨網漁を考案して捕鯨は急速に発展したが,1878年に暴風雨により100人余の死者を出し,漁船,漁具なども失ったため衰えた。…

【捕鯨】より

…鯨油は灯火用,肉は食用,そして骨や内臓からは肥料が生産され,昔からクジラは完全に利用できる人類にとってたいへん貴重な動物であった。 捕鯨を軌道に乗せた和田頼元の孫和田惣右衛門(後の覚右衛門)の時代に,〈網取式捕鯨〉が開発され,日本捕鯨史では第1期の黄金時代が75年(延宝3)に築きあげられた。その網取式捕鯨とは,クジラを発見するとまず網で取り囲み,次いで銛を投げて捕獲する独特の方法のことで,1820‐30年に最盛期を迎えた。…

※「和田頼元」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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