唐槐秋(読み)とうかいしゅう

世界大百科事典(旧版)内の唐槐秋の言及

【話劇】より

…30年夏に結成された中国左翼劇団聯盟も弾圧されて崩壊,翌年中国左翼戯劇家聯盟(劇聯)として個人単位で都市の学校や工場に劇団を組織,活動を広げたが,33年多数の検挙者を出して潰滅し,地方や農村に入っていった。一方,唐槐秋(1898‐1954)の中国旅行劇団が33年より14年間,上海,北京などの諸都市を巡業したことなどは外来の話劇を定着させるに力があった。34年以後,曹禺(そうぐう)などの優秀作品が上演される一方,ますます思想宣伝に傾斜していく。…

※「唐槐秋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android