唐輪髷(読み)からわまげ

世界大百科事典(旧版)内の唐輪髷の言及

【髪形】より

…この形の起りは諸説あるが,戦場で冑をかぶるおりに熱気がこもるためというのが定説になっている。
[近世]
 室町時代末期から桃山時代にかけての女性の髪形では,徐々に髪が結いあげられ,唐輪髷,兵庫髷など結髪の初期の形がみられるようになった。唐輪髷は野性味をおびた素朴な形に特徴があり,これにやや技巧を加えたのが兵庫髷であるが,これらは男髷の模倣で,おもに遊女が結い始めたものである。…

※「唐輪髷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む