…こうしたなかで,21年には,文学研究会と創造社という二つの文学結社を生み出した。文学研究会は,その結社の宣言で,文学は人生のための工作であると述べたが,その共通する立場は広い意味の人道主義ともいうべきもので,この派に属する葉紹鈞(聖陶),謝冰心(しやひようしん),王統照,落華王(許地山)などは,〈美〉と〈愛〉と〈人生〉をテーマに,恋愛,結婚,教育などの問題を扱ったいわゆる〈問題小説〉を多く発表した。彼等の作品は,五・四運動退潮期の時代を反映して,灰色の人生を描く傾向を強めていったが,その中にあって,魯迅の作品のみは時代の水準を抜いていた。…
※「問題小説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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