世界大百科事典(旧版)内の善光寺如来の言及
【善光寺】より
…古来,四門四額と称し,東門を定額山善光寺,南門を南命山無量寿寺,北門を北空山雲上寺,西門を不捨山浄土寺とする。本尊は善光寺式阿弥陀三尊で,善光寺如来とも呼ばれる。 草創の年次は明らかにしえないが,《扶桑略記》の仏教渡来の条によると,欽明天皇13年に百済国の聖明王が献じた1尺5寸の阿弥陀仏像と1尺の観音・勢至像が善光寺如来であるといい,この像を推古天皇10年4月8日に秦巨勢大夫に命じ信濃国に送ったと記している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」