世界大百科事典(旧版)内の喜多村筠庭の言及
【喜多村節信】より
…江戸後期の考証家。通称は彦助,のち彦兵衛。名は信節(のぶよ)ともいう。字は長岐。筠庭,静舎などと号する。江戸に住し,北静廬や岸本由豆流と交流して研鑽を積んだ。博覧強記をもって聞こえ,学は和漢に通じ,書画もよくした雑学家。著書には,江戸時代の民間風俗の宝庫として名高い《嬉遊笑覧》をはじめ,《瓦礫雑考》《武江年表補正略》《筠庭雑考》《画証録》《聞のまにまに》などがある。【鈴木 淳】…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」