世界大百科事典(旧版)内の営農類型の言及
【農業経営】より
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[農業経営形態]
与えられた自然条件,社会経済条件,経営者の個人的事情などによって,生産物の作目(作物と家畜)と加工(たとえば餅加工,ハム・チーズなど)の種類(経営部門という)とその組合せのあり方(経営組織),そして各経営部門および経営全体の規模と集約化の程度(集約度)といった農業経営形態が決まるが,そこには地域により,時代により,多様な形態がみられる。これらをある程度類型化したものを経営類型ないし営農類型といい,また,歴史的,地域的に普遍的な形で定式化されたものを経営方式という。西欧農業の近代化過程にみられた三圃式,穀草式,輪栽式といった農法の形は経営方式といってよい。…
※「営農類型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」