嘉永一朱銀(読み)かえいいっしゅぎん

世界大百科事典(旧版)内の嘉永一朱銀の言及

【一朱銀】より

…南鐐というのは良質の銀を意味しており,文政7年発行の文政南鐐二朱銀と同じように上銀であったが,量目は二朱銀の7.5gに対し半量以下の2.62gとなっており改悪されていた。ついで嘉永7年(1854)1月発行の嘉永一朱銀はさらに減量して1.87gとなった。当時,銀1朱は銭250文に相当しており,品川湾(現,東京湾)岸において沿岸防備の目的で築造中の台場(砲台)の人夫の日当の支払いに用いられていたので,一朱銀は〈お台場〉とも呼ばれた。…

※「嘉永一朱銀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む