囊胚(読み)のうはい

世界大百科事典(旧版)内の囊胚の言及

【発生】より

…魚類,両生類,爬虫類,鳥類のように,発生過程の大部分を多量の卵黄からの養分に依存する動物では,孵化はこれより遅くなるが,胚が母体を離れることのない哺乳類においてさえ,保護膜はこの時期に捨てられ,胚はみずから母親の子宮粘膜の中にもぐり込んで,そこに着床する。
[胚葉分化]
 胞胚が完成するとまもなく,囊胚形成gastrulationとよばれる激しい形態形成運動によって細胞の配置がえが行われ,胚には内,中,外の三つの胚葉が分化する。胚葉分化の過程は,まず原腸の形成を通して,内・外両胚葉をつくることから始まる。…

※「囊胚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む