世界大百科事典(旧版)内の四万十累層群の言及
【四万十帯】より
…陸上における最大幅は約100kmで,西は南西諸島から九州,四国,紀伊半島,中部地方,関東山地をへて房総半島にのび,総延長は1350km以上に達する。四万十帯には,白亜紀から第三紀の中新世前期にわたる時代の厚い海成層である四万十累層群が分布しており,これは強く変形・変位して顕著な帯状構造を示す。第三紀の部分は主として本帯の南部に,白亜紀のそれは北部に露出し,中新世中期以降の地層群や火山岩類に不整合に覆われ,花コウ岩類に貫入されている。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」