四庫分類(読み)しこぶんるい

世界大百科事典(旧版)内の四庫分類の言及

【図書分類法】より

… 以上のような図書の主題に見合った出来合いの分類項目に当該図書をあてはめてゆく方式とは違って,その書名構造を分析することによって,複合書名のようなものもとらえる側面(ファセット)に従って分類記号をそれぞれ構成してゆく方法をとるものに,インド人ランガナータンShiyali Ramanrita Ranganathan(1892‐1972)の創案(1933)にかかる〈コロン分類法Colon Classification〉(略号CC)がある。なお,東洋には清の乾隆帝が収集した叢書を分類したいわゆる《四庫全書》の分類である〈四庫分類〉,経,史,子,集が知られている。さらに国書の収集に努力した塙保己一の《群書類従》は神祇以下列挙式に25部門に分類されている。…

※「四庫分類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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