世界大百科事典(旧版)内の四目屋忠兵衛の言及
【四目屋】より
…《富貴地座位》(1777)中に〈薬品之部 上上四ッ目屋忠兵衛,両国 おもしろさに齢(よわい)をのぶる長命丸〉とある。《江戸買物独案内》(1824)の〈小間物〉の部に〈日本一元祖 女小間物細工所 鼈甲(べつこう)水牛,蘭法妙薬 江戸両国薬研堀 四目屋忠兵衛 諸国御文通ニテ御注文之節は箱入封付ニいたし差上申す可く候,飛脚便リにても早速御届申し上ぐ可く候〉とある。この記事が〈薬〉の項になく〈小間物〉の項にあることは,性具のほうが本業だったことをにおわせる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」