世界大百科事典(旧版)内の四馬分肥の言及
【公私合営】より
…個別企業の公私合営は新中国成立直後,私営企業中の官僚資本部分を国有としたりあるいは国家が私営企業に対して投資を行う等によって誕生し,1954年以後急速な発展をとげた。この段階では国家が企業に幹部を派遣し,また一部の企業の生産手段を占有し,企業の利潤は〈四馬分肥〉(国家への所得税,企業の共同積立金,労働者の福祉基金,資本家への配当金の四つに分ける方法)の原則で分配された。全業種の公私合営は56年初期に全国的範囲で社会主義的改造の高まりが出現したとき,短期間で実現された。…
※「四馬分肥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」