世界大百科事典(旧版)内の回路方程式の言及
【電気回路】より
…(1)は道路網の標高に対応するような電位が考えられることを意味し,(2)は電流の発生や消滅がないことを意味している。節点どうしを結ぶ電流の通路を枝といい,各枝の電流,各節点の電位に関し,回路方程式をたてて解くと,回路各部の電圧,電流が求められる。 回路方程式をたてるには,各枝に流れる電流iと電圧v(両端の節点電位の差)との関係がわからなければならないが,線形回路の場合は電圧源の電圧E,電流源の電流I,抵抗R=v/i,キャパシタンスC=i/(dv/dt),インダクタンスL=v/(di/dt),枝1と枝2との間の相互インダクタンスの6個の定数の組合せで表現できる。…
※「回路方程式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」