世界大百科事典(旧版)内の団集練丁の言及
【団練】より
…アヘン戦争時の仏山団練局などがその例である。もともと団集練丁(壮丁を招集訓練する)の意で,唐以来地方部隊の呼称に用いられたが,清朝では郷村自衛の臨時組織とし有時の際にのみ結成を許可された。だが,嘉慶年間(1796‐1820)の白蓮教の乱においては,清朝正規軍の弱体を補うため,準正規軍(郷勇)として団練が傭兵化する例が生まれ,太平天国に際しては最初から団練とは別に湘軍,淮(わい)軍など郷勇が編成された。…
※「団集練丁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」