図師職(読み)ずししょく

世界大百科事典(旧版)内の図師職の言及

【図師】より

…そして〈当郡図師僧〉とか〈郡図師〉と史料にあるように,ほぼ郡単位に図師が存在して,国衙の下知に従っていたと考えられる。鎌倉時代に入ると,荘園の給免田にも図師給が設定され,下級の荘官職の一つとして図師職が現れる。彼らは田畠などの所在を熟知し,主として土地支配の台帳類の作成などにあたった。…

※「図師職」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android