世界大百科事典(旧版)内の国書刊行会叢書の言及
【叢書】より
… 日本でも近世から〈専叢〉に通ずる叢書が多く出版されているが,その代表的なものは塙(はなわ)保己一の《群書類従》であろう。明治に入ってからは〈国書刊行会叢書〉(1905‐22)が中世から近世にいたる文学,随筆,資料など全285巻および1帖に集大成した。同様に古典の集成としては〈尊経閣叢刊〉(1902‐50),〈日本史籍協会叢書〉(1915‐35)のほか,〈貴重図書影印本刊行会叢書〉(1930),〈稀書複製会刊叢書〉(1918‐40),近年では〈天理図書館善本叢書〉(1971‐)などがある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」