国民精神総動員中央連盟(読み)こくみんせいしんそうどういんちゅうおうれんめい

世界大百科事典(旧版)内の国民精神総動員中央連盟の言及

【国民精神総動員運動】より

…第1次近衛文麿内閣は成立直後に準戦時体制に対応する国民教化運動を政府総がかりで行う方針を決めたが,まもなく日中戦争が勃発・拡大したため,〈挙国一致・尽忠報国・堅忍持久〉をスローガンに国民精神総動員運動を発足させた。政府では情報委員会・内務省・文部省が中心となり,中央の外郭団体として国民精神総動員中央連盟(会長有馬良橘海軍大将)が広く町村長会,在郷軍人会,婦人団体,青少年団,産業団体等を加盟させて組織された。地方には道府県知事を中心に地方実行委員会がつくられ,市町村では市町村長が各種団体代表や有力者を動員して実行にあたった。…

※「国民精神総動員中央連盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」