国粋会総本部(読み)こくすいかいそうほんぶ

世界大百科事典(旧版)内の国粋会総本部の言及

【国粋会】より

…関東,関西に本部を設け,一時は会員60万人を自称する勢いだったが,1922年会長磯部の後任に村野常右衛門が就任すると,関西,関東両派に分裂して以降は衰退に向かった。関西派は国粋会総本部を名のり,独立した関東派は関東国粋会を結成した。しかし分裂以降は,運動体としては一貫して低迷を続け,30年代の国家主義台頭の風潮にもうまくのりきれず,退勢を挽回しえなかった。…

※「国粋会総本部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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