世界大百科事典(旧版)内の国連ビルの言及
【超高層建築】より
…そしてこれ以降,インターナショナルスタイルと呼ばれる超高層建築の一つの表現方法として,カーテンウォールはその主要な位置を占めるようになっていくのである。52年の国連ビルをはじめとして,SOM(ソム)(スキッドモア=オーイングスアンドメリル建築事務所)設計による全面ガラスのレバー・ハウス(ニューヨーク),ミース・ファン・デル・ローエによるレーク・ショア・ドライブ・アパートなどは,インターナショナルスタイルの始まりであった。 SOMは,これ以降,アメリカにおけるユニバーサルな執務空間をもつ超高層事務所建築の設計分野で,リード役を務める大型設計事務所として活躍していくことになる。…
※「国連ビル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」