世界大百科事典(旧版)内の国際電信電話諮問委員会の言及
【国際通信】より
…異なった国または地域との間で,有線,無線,光線その他の電磁的手段により,文字,符号,音響,映像などの情報を送り,伝え,または受けることをいう。国際通信が円滑に行われるためには,技術上および通信取扱上の各種の国際的取決めが必要である。国際的取決めには,国際電気通信連合(ITU),国際電気通信衛星機構(INTELSAT(インテルサツト))などの国際機関の条約,協定,規則,勧告,運用協定および2国間または多国間の協定などがある。…
【国際電気通信連合】より
…【谷川 潤一】
[電気通信標準化部門Telecommunication Standardization Sector]
略称ITU‐T。その任務は,電信および電話に関する技術,運用および料金制度の問題について研究し,勧告を制定することで,1957年に従来の電信,電話別々の機関を合併して創設された国際電信電話諮問委員会(略称CCITT)を継承するものとして,1992年に設置された。委員会は連合員の主管庁(日本では郵政省)と連合員により参加を承認された企業(日本では日本電信電話公社(現,日本電信電話(株))と国際電信電話(株)ほか)等で構成され,事務局はジュネーブに置かれている。…
※「国際電信電話諮問委員会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」