世界大百科事典(旧版)内の《土曜学校講義》の言及
【神曲】より
…そして〈天国篇〉が,若き日の詩人の見神の体験を踏まえた《新生》と同工異曲である点にも留意して,《神曲》全体を寓意としての〈愛〉の表出ととらえねばならないであろう。邦訳には1914‐22年の山川丙三郎による訳業以来,平川祐弘,寿岳文章らの労作があり,第2次大戦中の最も困難な時代に深く傾倒して《神曲》を語ったものに矢内原忠雄の《土曜学校講義》3巻(1968‐72)がある。【河島 英昭】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」