世界大百科事典(旧版)内の圧力方程式の言及
【ベルヌーイの定理】より
…また流線と渦線で作られ,そのうえでHが一定である面はベルヌーイ面と呼ばれる。Hの値は一般には流線ごとに異なるが,渦のない定常流ではいたるところでHが一定であり,また,非定常流でも渦なしで速度ポテンシャルΦ(こう配gradΦが速度vを与える)が存在すれば,圧力方程式(一般化されたベルヌーイの定理ともいう)が流れのいたるところで成立する(f(t)は時間tの任意関数)。 ベルヌーイの定理は,いわば圧力のなす仕事をとり入れた,単位質量の流体のエネルギー保存則であり,粘性のない完全流体に対してのみ成立するものである。…
※「圧力方程式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」