圧平眼圧計(読み)あつへいがんあつけい

世界大百科事典(旧版)内の圧平眼圧計の言及

【眼圧】より


[眼圧の測定]
 眼圧計tonometerのなかった時代には,もっぱら指で眼球を圧迫し(指圧法),その張りぐあいによって眼圧の高低が測られていたが,この方法は,きわめて簡便な方法として現代でもその価値をもつ。現在用いられている眼圧計では,眼球に一定の力を加えて生ずる変形の程度(圧入眼圧計),あるいは一定の変形をおこすのに必要な力(圧平眼圧計)を測定することにより眼圧を測定する。通常,臨床的には,シエッツ眼圧計Schiøtz tonometerを代表とする圧入眼圧計とゴールドマン眼圧計Goldmann tonometerを代表とする圧平眼圧計がある。…

※「圧平眼圧計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android