世界大百科事典(旧版)内の在外ロシア人の言及
【ロシア連邦】より
…CIS(独立国家共同体)の〈盟主〉としてCIS統合強化を図るか,それともそれらとの関わりを〈過大な負担〉(特に経済的負担)として切り捨て,ひたすら欧米を志向するかという選択が迫られた。旧ソ連諸国との関わりで特殊な重みをもつのは,2500万にも及ぶ在外ロシア人の権利をどのように保護するかという問題である。 ソ連解体直後の1992年には,旧ソ連諸国の脱ロシア化傾向が目立ったが,93年以降,ロシアを中核とする結合の再建ともいうべき傾向も現れた。…
※「在外ロシア人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」