地乗り航路(読み)じのりこうろ

世界大百科事典(旧版)内の地乗り航路の言及

【瀬戸内海】より

…1960年代から本州四国連絡橋の計画が本格化し,明石~鳴門,児島~坂出,尾道~今治(いまばり)の3ルートのうち,児島~坂出ルート(瀬戸大橋)が88年開通した。 瀬戸内海では17世紀半ばに西廻海運が整えられるまでは,山陽沿岸を通る地乗り航路が中心で,物資の交易,潮待ち,風待ちのため下関,尾道,鞆(とも),笠岡,下津井,牛窓などの港町が栄えた。それ以降は島嶼部を縫う沖乗り航路が主となり,木江(きのえ)(大崎上島),御手洗(みたらい)(大崎下島),鹿老渡(かろうと)(倉橋島)などの港町が発達した。…

※「地乗り航路」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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