世界大百科事典(旧版)内の地形輪廻説の言及
【地形】より
…〈時期〉とは時間の経過とともに地形は後述するように幼年期,壮年期,老年期として名付けられるような特徴のある地形を連続的に発達させる。この〈時期〉の概念が地形輪廻説におけるデービスの考え方の根幹であった。 デービスの成因論的地形学に対して,ドイツの地形学者W.ペンクは,地形は地盤運動(内作用)に対して外作用が加わって生ずるから,外作用による変化を取り除いて考えれば地形から地盤運動の性質がもとめられるはずであるとする地形分析の立場を唱えた。…
※「地形輪廻説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」