地条(読み)ちじょう

世界大百科事典(旧版)内の地条の言及

【開放耕地制度】より

… 村域内部の耕地は,それぞれが一団をなす耕区と呼ばれる複数の単位に編成され,そのおのおのの内部で共同体成員が原則として平等な土地配分を受ける。おのおのに配分された地片は地条stripと呼ばれるが,ヨーロッパ中世に典型的な重量犂が用いられる場合には,地条は中央部が盛り上がった細長い帯形を呈し,隣接地条とは土地の凹凸によって区分されるのみであった。個々の農家に属する耕地は,耕区の数と同じく,時には30枚にも及ぶ多数の地条として村域全体に散在し,他の共同体成員の耕地と混じり合っていて,農業生活の集団的運営に組み込まれていた。…

※「地条」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む